· 

2月の「講評と講義」を開催

(机上いっぱいに並んだ作品を囲んで、鷹野先生と話をする受講生)      
(机上いっぱいに並んだ作品を囲んで、鷹野先生と話をする受講生)      

2月18日(日)、14時から江東区森下文化センターにおいて、第5期最後の講座「講評と講義」が開催されました。

内容は、蒲田コース撮影会で撮った作品の講評と次回撮影会の事前学習でした。

 

聖蹟梅屋敷公園では咲き始めた梅の花、羽田の大鳥居、多摩川河口や穴守稲荷神社で撮影した作品などが机上いっぱいに並びました。

同じ被写体でも撮る人によって、出来上がりも全く違った作品になって、撮った人の作風が見えてくるようです。

 

先生から撮影の意図を問われ、広重の絵をイメージして撮ったという言葉を聞き、やはり広重の絵を教材にした写真教室だと改めて感じました。

 

 

鷹野先生が、プロジェクターで作品を1点ずつ投影しながら、その作品の良いところ、気が付かれたことなどのアドバイスをされました。

 

〇 梅の花以外をボカスとき ・・・ 露出は開放に設定し、モニターを見ながら背景の位置を調整する

また、露出の開放・絞り込みや望遠・マクロレンズで、それぞれ撮り比べてみる

〇 シャッターを押す前 ・・・ フレーミングを再確認する

〇 上からの俯瞰撮影 ・・・ 印象的な写真になることがある

〇 神社での連続する鳥居 ・・・ 水平垂直に、シンメトリーの構図で見せる

などについて、話をされました。

 

続いて、第61回目(4月)の撮影会「せき口」コースの説明がありました。

歌川広重の「名所江戸百景」から3カ所について、先生が撮影した写真を交えながら江戸と現在の様子の解説と、撮影のポイントなどについて話をされました。 

 

最後に、鷹野先生が3月中旬に出版される書籍についての紹介がありました。内容は、東京の明治・大正・昭和と現在を定点観測した写真で比較するという興味深いもので、書店に並ぶ日が待ち遠しく感じました。

 

今回、先生が選んだ受講生の作品を、「ギャラリー」に掲載していますので、ぜひご覧ください。

4月撮影会のコース詳細は、「コース25 せき口」を掲載していますのであわせてご覧ください。

 

見学(無料)は随時受け付けています。お問い合わせや見学のお申し込みは「お問い合わせ」をご利用ください。