· 

6月の「講評と講義」を開催

 

6月25日(日)14時から江東区森下文化センターにおいて、今月11日の目黒コース撮影会で撮った作品の講評と次回撮影会の事前講義が開催されました。

いつものように机上には、受講生の作品と講師の作品も多数並びました。

 

今月の撮影会は、目黒川北側の台地の坂道が多かったので、坂道を利用した作品が多く並べられていました。

 

同じ被写体を撮った作品で多かったひとつに、金網越しに東急東横線の電車を撮ったのがありました。この作品を観て講師から、絞りを開放にして、レンズ位置を調整しながら撮ると金網が目立たなくなるとのアドバイスがありました。

また、坂道を撮った作品のなかで、坂のアップダウンを上手に表現し、それに人物を絡ませた作品がみんなの目を引いていました。

 

講師がよくこんなところに気が付いたとビックリした一つに鉄道の架線をアップで撮った作品がありました。そのほかにも、樹木に生えた苔、橋の欄干の模様、企業のシンボルマークや自動車に映り込んだ景色などをアップや背景・前景にするなど、誰も気が付かない被写体を工夫して撮った作品が、いつもより多く並んでいました。

また、同じ被写体を撮った作品が並べられても、まったく同じものはなく、微妙に異なっていて、これらを観るのが、この時間の面白さであり楽しみの一つです。

 

講師が、プロジェクターで作品を1点ずつ投影しながら、撮影者に撮影意図や撮影状況などを聞きながらコメントしていきました。これで、並べられた作品を観て気になっていたことがわかったり、なるほどと感心したり、そのような撮り方もあるんだと気づかされたのです。

 

休憩後、講師が選んだ受講生の作品を、プロジェクターで投影しながら

ž   アングルの魅力・魅せ方

ž   高低差の表現

ž   光に鮮やかさ

ž   色の表現

 

などの選んだ理由をあげていました。それを聞いて、なるほどと思ったり、やっぱりと思ったりしたのでした。

これらの作品は、「ギャラリー」に掲載していますので、ぜひご覧ください。

 

最期に、7月撮影会の「猿わか町」コースについて、広重の「名所江戸百景」から4カ所について、講師が撮影した現在の写真と比較しながらの解説と、撮影のポイントなどの説明がありました。 

次回のコースに吉原が含まれています。一人ではなかなか行きづらいところですが、みんなで行けば怖くない、そんな気持ちで撮影会への期待がひそかに膨らんでくるのでした。

 

受講生を募集しています。詳細は、ホームの「受講生募集チラシ」又は「講座のご案内」をご参照ください。

また、7月撮影会のコース詳細は、「コース1 猿わか町」をご参照ください。

無料の見学は随時受け付けています。お問い合わせや見学のお申し込みは「お問い合わせ」をご利用ください。