撮影会で撮った作品の講評と次回撮影会の事前講義が、12月18日(日)の14時から江東区森下文化センターにおいて開催されました。
12月4日(日)に虎ノ門コースで撮影した作品が机上に並べられ、まず講師を囲んで全員で鑑賞します。
今回は、同じ被写体を撮った作品が多くみられました。
特に、日枝神社では七五三参詣で賑わっていた境内の様子や弁慶堀で釣りをする人を撮った作品が競合し、それらを比較して眺めると、アングルが少し違っただけで雰囲気が全く違って見えました。
みんなで同じコースを回っているのに。「これ何処で撮ったの?」と撮影者に聞いている作品もあり、被写体探しの大切さをあらためて知る機会になりました。
机上に並べてみることで、他の人との違いを実感でき、大変勉強になりました。
講師が作品を一点ずつプロジェクターで投影しながら、撮影した場所や意図などをたずねたり、狙い処を絞り込んで見せたい写真の撮り方を解説しながら講評をされました。
休憩後、次回撮影会の「愛宕」コースについての事前学習では、広重の描いた5カ所の「名所江戸百景」の絵と講師が撮影した現在の様子を比較しながら、撮影のポイントなどの解説がありました。
今回各自が持ち寄った作品のなかから講師が1点ずつ選んだ作品を「ギャラリー」に掲載いたしました。今回は、同じ場所で撮った作品を2点掲載していますので、撮影者の意図を酌みながらご覧いただければ幸いです。