12月4日(日)13時から、「虎ノ門から赤坂迎賓館前まで」の撮影会が開催されました。
当日は曇り空でしたが、まずまずの撮影日和でした。
今回の参加者は16名で、この日からひとり仲間が増えました。
集合場所の金比羅宮の境内敷地には超高層ビルが建っていて、神殿はその下にひっそりと鎮座していました。
集合後、珍しい銅鳥居と柱に施された四神の彫刻や神殿など、境内での撮影を楽しんだあとスタートしました。
金比羅宮を出てビルの間を抜けると外堀通りでした。
外堀通りを渡る歩道橋の下で、鷹野講師から歌川広重の名所江戸百景「虎ノ門外あふひ坂」の説明を聞き、橋上では江戸の葵坂と現在の外堀通りを見比べました。
歩道橋を渡り、旧文部省庁舎にある江戸城外堀跡に向かいます。
庁舎の下に、寛永13年(1636)に築かれた外濠の石垣が残っていました。
細長い掘割の一方に石垣が、その対面に説明パネルがあります。
ここでは、説明パネルを熱心に読んだり、石垣を撮ったりしました。
この掘割の近くに、地下展示室がありそこからも、石垣を見ることができました。
日枝神社に向かう移動中も、周りの街の景色を見ながら講師の話を聞いたり、気になったものにシャッターを切ったりしています。
日枝神社の境内は、七五三参詣の家族で溢れていました。
ここで、撮影のためのフリータイムがもうけられました。
男坂や境内での七五三参詣の家族の様子または境内の紅葉などを、みなさんおもいおもいにカメラに収めていました。
次の目的地では赤坂門跡の石垣を囲み、講師の説明を聞き、石垣を撮っていました。
石垣そばの案内パネルには「寛永13年福岡藩主黒田忠之によって築造され、その一部が残り国指定史跡になっている」と記されていました。
赤坂門跡をあとにして、弁慶濠沿いに紀之国坂を登ります。
坂の途中で、この日最後の絵図「紀の国坂赤坂溜池遠景」の説明がありました。
頭上を首都高側道があり遠望が利きませんが、堀沿いの紀の国坂は絵図とほぼ変わりはないように思えます。
ここから、喰違見附跡・迎賓化東門前を経て解散集合場所の迎賓館赤坂離宮前休憩所に向かいました。
迎賓館赤坂離宮前休憩所は、カフェやトイレを備えた休憩所で2020年6月にオープンしています。
カフェは地下にあり、地下中央は吹き抜けになっていました。
早速、お茶にするグループもいました。
予定通り、16時にここで解散しました。全員事故等もなく無事に終了しました。
今回撮影した作品は、12月18日(日)14時からの講評会で、鷹野講師から講評とアドバイスをしていただきます。
来年1月の撮影会は、1月8日(日)13時から、「愛宕」コースで実施いたします。コースの詳細は12月中旬頃に掲載の予定です。
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